第11期全國人民代表大會(全人代)第5回會議の記者會見が14日、北京の人民大會堂の3階にある「金色ホール」で開かれ、中國國務院の溫家寶総理が國內外記者の質問に答えた際、次のように述べた。
政府の一切の権力はすべて人民が授けたものであって、われわれは人民が政府に意見や批判を提示する環境を創造しなければなりません。そのためインターネット上で批判の聲があっても不思議だとは思わないし、正常な事だと思います。群衆の多くの批評はわれわれが深く考える価値があります。政府が重視して決定する多くの重大な問題は群衆の批判から出たものです。
政府をよく批判する一部の代表的人物を中南海に呼んで、彼らの意見を直接聴取する必要があるとさえわたしは考えています。今年の政府活動報告の意見聴取の中で、われわれはすでにそれを試みましたが、まだ十分とはいえません。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年3月14日