「日本人はそれほど排外的でない」
日本に住んでいる中國人や日本の會社に勤めている中國人社員はよくこのような感想をもらす。「島國で単一民族國家であるせいか、日本人が他の民族を受け入れる度量の広さは、他の民族に遠く及ばない」
このように、「外國人が日本人の輪に溶け込むのは難しい」というのがほぼ定評になっているが、日本に數(shù)年間留學(xué)し、日本の會社で働いたこともある林竹さんは、「日本人はそれほど排外的でないと思いますよ」と語る。
「私自身も彼らも、私のことを外國人として接することはありませんでした。例えばみんなで出かけたき、突然、中國語で電話に出たら、まわりの人たちに『えっ、すごい』と言われ、私が中國人であることを初めて意識したという感じです。また、一緒にショッピングをしているとき、歐米人を見かけてみんなが『あ、外國人だ』と言った後に、『そういえばお前も外國人だった』と思い出すといった具合です。なので、日本にいる間は排外されているとまったく思いませんでした」と。
日本人同士はそれぞれのグループに屬しているにもかかわらず、林さんは上手に彼らと交流していた。そのコツとして、「普通に付き合えばいいのです。『中國人だからいじめられるのではないか』と思い続けていれば、日本人の輪には溶け込めません。例えば、仕事で何かミスをして注意されたら、それは中國人だからではなく、ミスをしたからです」と、林竹さんは説明してくれた。
日本の會社に対する印象は「怖いほど細かい」
日本のゲーム會社で働いていたときの面白いできごとを林竹さんは漫畫にし、中國語ブログの中で紹介した。