釣魚島(日本名:尖閣諸島)海域では7日午前、中國漁船が日本の海上保安庁の3隻の巡視船と衝突し、船長が逮捕された。中日関係に再び懸念や危機が出現している。日本は主導権を握っているように見えるが、日々勢いを増す中國や高揚する中國の反日の波に対して、日本は不確定の代価を支払う可能性も排除できない。
日本関係の専門家である王錦思氏は次のように指摘する。日本はこの事件で、経済などの面で代価を支払う可能性がある。例えば多くの中國人公民が、日本製品や日本旅行をボイコットするといった抗議行為も生じかねず、日本は道義上、経済上での損失が明らかに今回の衝突事件で得る罰金をはるかに上回るだろう。日本側はかつてインターネット上での脅威的な反日的言論を懸念していたが、今回は日本政府が中國に住む日本人に注意を促すことも考えられる。これも日本公民の生活コストや日本政府の執政コストを増やすことになる。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月10日